既婚子持ちサラリーマン日記。
小説や漫画の感想、スーツや革靴の手入れ、子育て日記、その他雑記。
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日本以外全部沈没 パニック短編集
作者:筒井康隆
出版社:角川書店
発売時期:2006年
評価:75点
概要:表題となっている日本以外全部沈没は、当時のベストセラーであった小松左京の長編小説『日本沈没』のパロディであり、題名の通り日本列島以外の文明を持った人類が住む陸地すべて(チベット、アンデス等の高山・高原地域も残っていることが記されるが、治安が悪くて住めないと、著名人たちに嘆かせている)が沈没してしまった世界を舞台に、唯一の陸地である日本へと殺到する世界の著名人の悲惨な境遇と突然世界で一番偉い人種となってしまった日本人の島国根性による浅ましさを描くブラックユーモア小説である。その他いくつかの短編を収録。
感想:元となる「日本沈没」も本作「日本以外全部沈没」も映画化されているらしいのだが見たことが無い。一言で言うと物凄いスケールの大きさである。かの著名人が沢山出てきており、その登場人物紹介だけでも20ページを超えてしまっている。内容はというと…あまりにも大きなスケールのおかげで、あまり覚えていない(笑)。映画はレンタルして見てみようと思う。
その他、面白い作品が揃っている中で、以下の2作品が最も端的で、思わずニヤッとしてしまうブラックユーモアを感じた。
「あるいは酒でいっぱいの海」と「黄金の家」が特にお勧めである。
両方とも5ページくらいの作品なので、是非ともどこかでこの本を手に取ったときに、真っ先に読んで頂きたい。
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