既婚子持ちサラリーマン日記。
小説や漫画の感想、スーツや革靴の手入れ、子育て日記、その他雑記。
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新編 風の又三郎
作者:宮沢賢治
出版社:新潮文庫
発売時期:1989年
評価:80点
概要:谷川の岸の小さな小学校に、ある風の強い日、不思議な少年が転校してくる。少年は地元の子供たちに風の神の子ではないかという疑念とともに受け入れられ、さまざまな刺激的行動の末に去っていく。その間の村の子供たちの心象風景を現実と幻想の交錯として描いた物語。
その他、「やまなし」「貝の火」「蜘蛛となめくじと狸」「蛙のゴム靴」「二十六夜」「フランドン農学校の豚」「グスコーブドリの伝記」等が収録されている。
感想: 恥ずかしながら、風の又三郎を読んだのは初めてなのである。あまりにも有名すぎる作品を敢えて読まないのは性格的な問題なのかもしれない。しかしこれだけは何故か知っていた。
どっどどどどうどどどうどどどう
青いくるみも吹き飛ばせ
すっぱいかりんも吹き飛ばせ
どっどどどどうどどどうどどどう
感想を端的に述べると、すごく幻想的であり且つすごく難解だった、である。(頭で考えて読むような作品ではないのかもしれないが…)
それよりも「グスコーブドリの伝記」がとても読みやすく、感情移入できた気がする。
東日本大震災により、今まで人間が築き上げてきた科学の貧弱さ、またその上で胡坐をかいていた人間の怠慢が浮き彫りになった昨今、是非とも読んで欲しい作品である。きっとそれに通ずるものがあると思う。
それにしてもブドリは賢治の分身なのだろうか。
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