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既婚子持ちサラリーマン日記。 小説や漫画の感想、スーツや革靴の手入れ、子育て日記、その他雑記。
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ワンピース 62巻
 

作者:
尾田栄一郎
出版社:集英社
発売時期:2011年5月
評価:30点
概要:海賊となった少年モンキー・D・ルフィを主人公とする〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟を巡る海洋冒険ロマン。
感想:はっきり言ってしまうと、どんどん残念な方向に進んでいるなぁと感じる。1巻から読み返すと途中まではあんなに面白いのに。。

伏線を張りすぎ・・・最近少年誌でもこういうのが多いですね。ワンピースの良さは単純明快から生み出される爽快感と思っているのですが、どんどん方向性が変わってきてしまってますね。。

1コマあたりの情報量が多すぎ・・・文字も絵も多くそれぞれに意味を持たせようとしているので、読んでいて目も頭も疲れてしまいます。

登場人物が多すぎ、新キャラに魅力を感じない・・・クロコダイルとかエネルなんかが敵として出てきたときは、カッチョエーと思ったもんです。最近は数ばっかりで魅力的なキャラが出てこないのが残念です。

ギャグがワンパターンすぎ・・・キャラの個性を色濃く出したいのか、変な喋り方で同じギャグを繰り返すということが最近非常に多いです。

以上、酷評となりましたが、方向転換してくれることを願い、今後も読み続けると思います。




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七瀬ふたたび


作者:筒井康隆
出版社:新潮社
発売時期:1975年
評価:85点
概要:七瀬三部作の第二作目。テレパス(人の心を読む能力者)である火田七瀬は他人に超能力者であることを悟られないために家政婦の仕事をやめ旅に出る。旅の中で自分以外の超能力者に出会い行動を共にすることとなるが、一方で超能力者の抹殺を目論むなぞの集団の存在を知る。次々と仲間が倒れていく中、七瀬は生き残ることが出来るのだろうか。
感想:
七瀬三部作の第一作目「家族八景」とでは趣が全く異なる。出版から30年以上経った今でもとても楽しむことが出来た。
まず、逸脱しない世界観。SFとか超能力バトルというものは強さやスケールがどんどんインフレし、結局はとてつもない強さを手に入れた主人公によって事態が終息するものが多い。しかし本作品は、能力の特性を活かし決められた世界観の中で、大きな矛盾もなく非常に綺麗に纏まっていると感じた。SFのように非現実的な世界を描く場合、非現実ながらも絶対的なルールが非常に重要であり、それが全うに遵守されている。(なんでもありになってしまうと少年漫画のようになってしまうのだ。)これによって、多くのSF作品に共通する安っぽさを全く感じさせない。
そして、超能力者であるが故の苦悩。これが唯一前作から引き継いでいるテイストだろうか。本作品では七瀬以外の超能力者の心情も色濃く描かれており、超能力者と一言で言ってもやはり人間であり十人十色なのだなと感じるには充分であった。「現実世界に存在する超能力者」という設定であるため、読者にこのように感じさせることは非常に重要であり、恥ずかしながら読んでいる最中に「本当にそこらへんに超能力者がいるのではないか」とさえ感じてしまった。(それだけ本にのめり込んでしまったということでもある。)

筒井氏の作品はあまり読んだことはなく、SF小説というものもそれほど好んで読むことはなかったが、本作品を読んで大きく考えが変わった。
取り合えず、第三作目の「エディプスの恋人」は未だ読んでいないため、是非とも読んでみたい。



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下北サンデーズ

作者:石田衣良
出版社:幻冬舎
発売時期:2006年7月
評価:40点
概要:下北沢で活動している10年以上売れない劇団「下北サンデーズ」の舞台を見た主人公の里中ゆいかが、その芝居に感銘を受け大学進学と同時に劇団に加入する。ゆいかの加入をきっかけに「運?」を得た劇団はどんどんのし上がってゆく、というお話。
感想:実在する街の描写や、劇団メンバーそれぞれの個性は、石田氏の他の作品と比べ、なんら遜色はなく、とてもテンポ良く読める作品である。
しかし、折角芝居のお話なのに芝居中の描写が少ないためか臨場感に欠けたり、ゆいか加入前の苦節10年の描写も少ないため成功に対する重みがぼけてしまっている様に感じた。
一番腑に落ちないのは、最後が物凄い駆け足だったことと、予定調和にしか思えないサクセスストーリーである。最初からドラマ化を意識して書かれたもののように感じた。(しかしドラマでは一話短縮打ち切りになり失敗だったらしい…)

石田氏の作品で好きなものは沢山あるが、これについては正直なところ面白くはなかった。作中でも、座長兼脚本家のあくたがわ翼が苦悩する場面があるが、やはり面白い本を書き続けるということはとてもとても大変なことなのであろう。




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鋼鉄の華っ柱 2巻

作者:西森博之
出版社:小学館
発売時期:2011年4月
評価:90点
概要:50のグループ会社を保有する資産家の息子として産まれた御前崎真道だったが、突然、3兆円もの負債を抱えて御前崎帝国は崩壊。真道の両親は息子を置き去りにして雲隠れしてしまう。家さえも失った真道等が今後どのように生きていくのか、というお話。
感想:1巻読んだときは真道って今までの西森作品にないキャラなのだと思っていたが、気の強さと計算高さと復讐のための行動力を見ていたら「育ち(口)の良い今日から俺は!の三橋」に見えてきた。腕っ節も強いみたいだし。
3巻あたりには、ヤンキー多い高校に転入し高校生になるようなので、三橋との違いをどのように見せてくれるのかが楽しみ。やっぱり西森氏の真骨頂は学園ものでしょ!
※朝涼は弁当屋をクビになっていないようなので、店長との今後の絡みも密かに期待!



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